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  • 新型SRAM Red AXS E1シリーズ!フルモデルチェンジで新登場!

    2024年5月17日by 戸田バイクプラス

    ただいまジロデイタリアで絶賛大活躍中のLidl-Trekも使用している、アメリカのコンポーネントメーカーSRAMのロード用フラッグシップコンポーネント【RED】が5年ぶりにフルモデルチェンジしました!

    新型のSRAM RED AXS は前作SRAM RED AXSから機能や重量を研ぎ澄まし、あらゆる面で進化を遂げました。

    新宿某所SRAM展示会会場入り口の写真

    バイクプラススタッフが国内最速の新型SRAM RED AXS発表会に参加してきて、そこで感じた事を含め新型のSRAM RED AXSの魅力をご紹介します!

    シフトブレーキレバー

     

    新型スラムRED-AXS-E1のシフトブレーキレバー

    新しいデザインは、ブレーキレバーの支点から指を掛ける場所までの距離を見直し、てこの原理をより大きく効かせるデザインになりました。

    新旧レバー内部構造の比較写真

    またピストンの配置も従来の縦配置のプルロット方式から横配置のプッシュロット方式に変更したことによって、従来型のRed eTap AXSと比較して、フードからブレーキングする際の力を80%軽減しました。これによりライダーは指1本でのブレーキングが可能になります。

    発表会で実際にブレーキレバーを触って動作させてみましたが、従来のレバーと比較して大幅に引きが軽くなっていました。

    筆者の主観にはなりますが、過去に触ってきたどのブレーキレバーより引きが軽く、上質で歎美なものでした。

    新旧レバーのサイズ比較のプレゼンテーション資料の写真

    従来のブレーキレバーと比較してレバー形状は細く握りやすくなり、様々なポジションでも快適になるよう設計が根本的に変更されました。

    新型スラムレッドAXS E1のレバーを握っている写真

    その結果ブラケットを指四本で握りこめる程度に、ハンドルからレバーまでのスペースを確保しつつレバーまでの距離も近く柔軟にポジション出しを行えるようになりました。

    重量の面では、シフトブレーキレバーとブレーキキャリパーの重量は、左右合計で従来型と比較してなんと83グラムも軽量化されました。

    これは、コーナーでのハンドリングやダンシングした際のフィーリングに大きな違いを生み出します。

    リーチアジャスト機能やContact Point Adjustmentも引き続き搭載しているので手のフィット感やレバーストリークの深さなどより感覚を好みに合わすことが出来ます。

    スラムRED AXS E1のブレーキレバー上部内側にあるボーナスボタンの写真

    新型のSRAM RED AXSのブラケット上部には変速やサイクルコンピュータの操作が可能な【ボーナスボタン】を新たに追加したことにより、より操作性が向上しました。

    フロントディレイラー

    スラムRED AXS E1のフロントディレイラーの写真

    新型のSRAM RED AXSでは、フロントディレイラーのケージ(羽の部分)の隙間を減らすことによって従来より素早く正確な変速を可能にしました。

    ただそれだけではケージとチェーンが擦ってしまうので、フロントディレイラーにオートトリム機能を新たに搭載し、リアディレイラーの位置に合わせてフロントディレイラーが動くことでその問題を新型のSRAM RED AXSは解決しました。

    従来のFDは最大50/37Tまで対応でしたが、新型のSRAM RED AXS新型では46/33Tから56/43Tまでの6種類の大小さまざまなチェーンリングにも対応しています。

    なお従来のモデルとの互換性も確保されていて、オートトリム機能はForce AXSやRival AXSなど、別のシフター/RDと組み合わせても動作します。

    リアディレイラー

    SRAM RED AXS E1のリアディレイラーの写真

    新型のSRAM RED AXSのコアとなるリアディレイラーは、前作のSRAM RED AXSと比較した場合、より軽量で、より効率的で、より万能になりました。

    前作のリアディレイラーから機能を省くことなく、16グラムの軽量化を果たした上に、セラミックベアリングを搭載した14T大径プーリーでチェーンの曲がりを緩やかにしてドライブトレインの駆動効率をより高めています。

    新型のSRAM RED AXSのリアディレイラーは一つで10-28Tから10-36Tまでの大小様々なスプロケットに対応し、1種類のディレイラーで1X・2X、オンロード・オフロード両方に対応します。

    SRAM RED AXSの特徴であるOrbitフルードダンパーを引き続き採用し、衝撃に反応してケージをロックすることによって、チェーンマネージメント性能を高めており、荒れた路面でも安定した駆動が可能です。

    クランクセット・パワーメーター

    スラムRED AXS E1のクランクセットの写真

    全体の軽量化のためにSRAMはクランクセットも妥協しませんでした。

    クランクアームのカーボンレイアッププロセスやチェーンリング等クランク全体を改良し前作と比較し29gの軽量化に成功しました。

    また小柄なライダーやトライアスリート等ショートクランクを求めるライダーのニーズに応え、160mmのクランクアームがラインナップに加わりました。

    チェーンリングのバリエーションは46/33T、48/35T、50/37T、52/39T、54/41T、56/43Tの6種類から選ぶことが出来ます。

    昨今のトレンドである大径のチェーンリングも選択可能になっています。

    (52/39T、54/41T、56/43Tはパワーメーター仕様のチェーンリングのみ展開)

     

    チェーン

    SEAM RED E1の中空加工されたプレートが特徴的なチェーン

    フラットトップチェーンは従来から定評のあった軽量な中空ピンや、摩耗を抑えるために施されたハードクロームメッキはそのままに、インナー・アウタープレートに肉抜き加工を施し、前世代から13gの軽量化を実現しました。

    カセットスプロケット

    SRAM RED AXS E1のカセットスプロケットの写真

    カセットスプロケットは従来の10-28Tと10-33Tに加えて、10-30Tと10-36Tを新たに追加したことによって、チェーンリングの組み合わせ次第で、平坦やヒルクライム問わずあらゆるコースに柔軟に対応できます。

    10-36のカセットスプロケットは昨年度のツールドフランスのマイヨジョーヌも使用した組み合わせで、昨今のトレンドをしっかりと押さえています。

    サイズが異なる6種類のチェーンリングと4種類のカセットスプロケットがあるにもかかわらず、なんと新型のSRAM RED AXSではフロントディレイラー、リアディレイラーそれぞれ1種類ですべて対応することが出来ます。

    これは従来ではそれぞれ2種類のフロントディレイラー、リアディレイラーで対応していたギア範囲です。

     サイクルコンピューター

    ハンマーヘッド社のクルーという名前の新型サイクルコンピューターの写真

    新型Red AXSはサイクリングコンピューターもコンポーネントの1つとして一緒に設計しました。

    SRAM傘下のHammerhead(ハンマーヘッド)社と開発したサイクルコンピューターKaroo(カル―)はSRAM AXS製品と直接接続でき、スマートフォンを取り出さずともシフトボタンの設定変更やバッテリー残量確認など様々な事がシームレスに行えます。

    コンピューター自体はAndroidベースになっていて処理速度や操作感はまるでスマートフォンのような使用感でした。

    Karooは、ディスプレイサイズが3.2インチ480x800ピクセルの高画質ディスプレイを備えていて、競合他社とピクセル数を比較すると、おおよそ倍のスペックになっていてかなり解像度が高く画面が見やすくなっています。

    マルチバンドテクノロジー採用により、混雑した市街地、タイトなシングルトラック、林に覆われたトレイル、どこでもピンポイントに現在地を測位。路面に合わせたルート設定(ロード、MTB、グラベル)を選べば、無料のグローバルマップ、接続済アカウントからのルート即時同期が可能で、ナビ機能としてもかなり優秀なスペックを誇ります。

    まとめ

    プレゼンテーション資料の重量比較をした表の写真

    新型のSRAM RED AXS は前作SRAM RED AXSから機能や重量を研ぎ澄まし、フルセットでの合計重量は2,461gとなっています。(フロントダブル、クランク172.5mm – 48/35T、カセット10-28T、160mmローター×2)

    前作のSRAM RED AXSが2615gだったことから新型は154g軽量化され、マーケットで最軽量の油圧ブレーキ電動変速コンポーネントとなりました。

    そしてこれだけの進化を遂げながら、ほとんどのパーツが旧モデルより低価格を実現しています。

    ・レバー&ブレーキ¥128,600→¥113,800
    ・FD¥82,450→¥76,000
    ・RD¥146,100→¥118,000
    ・クランク¥133,300→¥111,800
    ・PM付クランク¥246,300→¥205,600
    ・カセット¥67,460→¥61,710

    ※価格は2025年5月時点のものです。

    旧モデルとの互換性の面でも抜かりがなく、新型RED AXS E1シリーズは前作のRED AXS D1はもちろんミドルグレードやエントリーグレードのeTap AXSシリーズとも互換性が確保されています。MTBコンポーネントのEagle AXSシリーズを組み合わせて使うことも可能でオンロードからオフロードまで様々な用途に対応することが出来ます。

     

     

    ★追加のお知らせ★
    TREKのカスタムオーダーProject One(プロジェクトワン)にて、Domane とSpeed Concept でSRAM RED E1シリーズを選べるようになりました!

    この記事を書いた人

    BikePlusのスタッフ・専門家として、日頃の接客や実体験をもとに記事を執筆しています。

    中村 敦(Nakamura Atsushi)

    中村 敦(Nakamura Atsushi)

    喋っていじれるロングライドキャラバイクプラス戸田彩湖店スポーツ自転車歴18年、自転車ショップ勤務歴9年

    幼いころから機械いじりが大好きで、工業系の大学を卒業後はミクロン単位の精密加工の世界へ。各種工作機械の操作から手加工まで幅広い製造技術を経験し、ものづくりの奥深さを学びました。 趣味として乗っていたロードバイクの整備を自分で行ううちに、スポーツバイクの構造やチューニングの魅力に惹かれ、バイクプラスへ転職。入社後はメカニックとしての技術に加え、持ち前のおしゃべりを活かした接客でも活躍。 「しゃべっていじれるロングライドキャラ」として、日々お客様に寄り添いながらスポーツバイクの楽しさを伝えています。

    専門/得意分野

    • ロードバイク/マウンテンバイク/クロスバイクの販売整備
    • 得意分野:マニアック系カスタム/カラー系カスタム/ロングライド系カスタム
    • ライドスタイル:ロングライド/グラベルライド/トレイルライド/街乗り

    保有資格

    • Keeperコーティング技術バイシクルコース終了
    • TREK University 2025認定ガイド取得
    • Bosch eBike Systems Dealer Training Camp修了

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